◆男性の不満最小化しつつ格差解消を◆
韓国における女性の労働力率は女性の大学進学率が上昇し、積極的雇用改善措置制度等男女間の不平等を解消するための制度等が施行されたことにより継続して上昇している。統計庁の資料によると2000年に48・8%であった韓国女性の労働力率は2021年には53・3%まで上昇しており、同期間における男性の労働力率との差は25・6㌽から19・3㌽に縮まった(男性の労働力率は00年74・4%、21年72・6%)。
男女間の労働力率を学歴別にみると、男女ともに中卒以下の労働力率は低下していることが確認された。一方、男性は高卒以上も労働力率が低下している傾向を見せていることに比べて、女性は高卒以上の労働力率が上昇していることが明らかになった。
つづきは本紙へ