◆進む少子化で契約件数が減少◆
韓国の生命保険協会が発表した「生命保険性向調査」によると、2021年における生命保険の世帯加入率は81・0%で、18年の86・0%に比べて5・0㌽も低下した。世帯主の年齢階級別の加入率は50代が91・4%で最も高く、次いで40代(85・1%)、30代(75・2%)、60代以上(63・7%)、20代(56・8%)の順であった。一方、生命保険加入世帯の平均加入件数は21年現在4・3件で18年の4・5件に比べて0・2件減少していることが明らかになった。
最近加入した生命保険商品は、疾病保障保険(42・8%)、実損填補型医療保険(22・7%)、災害傷害保険(16・6%)、死亡保障保険(6・2%)が上位4位を占めた。生命保険の加入目的は「医療費保障」が75・8%で最も高く、次いで「家族の生活保障」(44・3%)、「一時的な所得喪失に対する対策」(17・4%)の順で、18年の調査結果と大きく変わっていない。一方、生命保険に対する満足度は82・7%で18年の87・8%に比べて5・0㌽低下した。
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