◆国内需要の回復により力点を◆
感染防止のシンボル、マスク着用義務を、昨年9月の屋外でのマスク着用義務を全面的に解除したのに続き、2023年1月末に屋内のマスク着用義務も解除する可能性があるという。コロナによる活動制限の緩和が進むことで今年度の経済活動回復が期待されるものの、実際はそう簡単にはいかないだろう。各機関の23年度の経済成長率予想値は今年より低く算出されているからだ。例えばIMFの2・0%を除き、OECD、韓国開発研究院(KDI)は1・8%、韓国銀行1・7%、アジア開発銀行1・5%など1%台の予測がほとんどである。22年度の成長率2・6%(韓国銀行)と比較しても大きく落ち込むことが予想される。
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