◆世界販売3位、韓国で最も稼ぐ財閥に◆
韓国財閥3位(資産総額30兆円)の現代自動車財閥は、自動車を製造・販売しており、ブランド名はHyundai(現代)とKIA(起亜)である。同財閥は、世界200カ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界のモビリティに関する現実的課題と向き合っている。ビジョンは「ProgressforHumanity」としており、単なる移動手段を超え、モビリティ課題に対する革新的なソリューションにより「人類のための進歩」を促進することを目指している。
同財閥トップは、創業者である鄭周永氏の孫であり、3代目となる鄭義宣会長(53歳)である。鄭義宣会長の経歴は、高麗大学校を卒業後、米国サンフランシスコ大学大学院で経済学を学び、伊藤忠商事ニューヨーク支社での勤務経験もある。その後現代自動車に入社し、様々な部署や業務を経験すると共に役職を経て、2018年9月に父である2代目鄭夢九氏に代わり実質的な経営トップとなった。
つづきは本紙へ