◆崔泰源会長の強い危機感から学ぶ経営哲学◆
SK財閥は、中核企業が半導体のSKハイニックス、通信のSKテレコム、石油化学と電池のSKイノベーションであり、資産総額が34兆円である。また、21年末に現代自動車財閥を抜き、韓国財閥2位となった。因みに韓国財閥の資産総額ランキングは、1位サムスン50・4兆円、3位現代自動車28・1兆円、4位LG17・7兆円、5位ポスコ13・7兆円、6位ロッテ13・5兆円、7位ハンファ8・6兆円、8位GS8・5兆円、9位現代重工業8・4兆円、10位農協7・3兆円である。
韓国公正取引委員会は、経済力集中を抑制し、公正で自由な競争市場を確保することを目的に毎年、資産総額5兆㌆以上の企業集団を公表しており、「23年公示対象企業集団指定結果」は82企業集団・財閥(傘下企業数3076社)であった。
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