◆朝鮮労働党・役員人事から見る体制変化◆
北朝鮮の重大変化の4つ目は、朝鮮労働党・役員人事から見る体制変化である。2021年1月5~12日平壌にて開催された「朝鮮労働党第8回大会」の党中央委員会第8期第1回総会において党中央委員会委員138人、党中央委員会委員候補111人が選出された。党中央委員会は、朝鮮労働党の最高機関であり、この中から党役員人事が決められた。また、その後に開催された朝鮮労働党・中央委員会第8期の第2回総会(21年2月8~11日)と第9回総会(23年12月26~30日)において降格・更迭・解任や昇格・補選・復権が繰り返された。
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