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2024/08/30

<オピニオン>外貨預金総額わずか5・4%

◆韓国銀行が報告書、「居住者の外貨預金の特徴と示唆点」発表◆

 韓国銀行が発表した報告書「居住者の外貨預金の特徴と示唆点」によると、昨年末基準で韓国の外貨預金総額はわずか5・4%に過ぎず、OECD(経済協力開発機構)加盟21カ国平均(20・1%)に比べてかなり低いことが分かった。今回の結果は韓国政府が2012年に提示した「居住者外貨預金拡大政策」の最終目標値(10%)にも満たなかった。このため報告書は、外貨預金の割合規模が主要先進国の平均に大きく遅れていることが分かり、さらに居住者外貨預金拡大政策を持続しなければならないと指摘した。
また、韓国銀行が外貨流動性改善などのさまざまな長所を考慮すると、居住者の外貨預金規模を拡大する政策を打ち出す必要があると提案した。

 居住者外貨預金とは、韓国人や韓国企業、韓国内に6カ月以上居住している外国人、外国企業などの国内外貨預金などを指す。この預金は長期的に輸出入、海外証券投資など対外取引規模によって短期的に為替変動により規模が増減する。


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