◆特別帰化適用対象を拡大し要件緩和を推進◆
法務部は2020年6月26日から優秀人材特別帰化(国籍回復を含む)制度の適用対象を大幅に拡大した。優秀人材複数国籍制度とは、国籍法の改正により11年から施行している制度で、科学、経済、文化など社会各分野で専門的な知識と技術など特定の能力を保有し、韓国の国益に貢献すると認められる人に国籍審議委員会の審議を経て複数国籍を認める制度である。
しかし、その許容対象が非常に限定的で、要件も非常に厳しかったため、実際にこの制度を利用して複数国籍を取得する優秀人材はごくわずかであった。
そこで、韓国政府は、①優秀人材特別帰化制度の適用対象を拡大、②曖昧な部分の明確化、③要件の緩和などを中心に国籍法を改正し、20年に6月26日から施行している。
つづきは本紙へ