◆韓国は円安影響による輸出減少回避を◆
2024年2月22日の東京株式市場で日経平均株価は3万9098・68円で、バブル期の1989年12月29日の3万8915・87円を更新し、史上最高値を記録した。日経平均株価が最高値を記録したのは、株式市場における需要が供給を上回ったからだと考えられる。では、なぜ日本株に対する需要が増加したのだろうか?
その原因としては、長期間の円安、日本の景気回復に対する期待感、中国経済の低迷、新NISA(少額投資非課税制度)の実施、日本銀行や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの公的資金の持続的な株式投資などが考えられる。
東日本大震災後の11年10月31日に1ドル=75・32円で最高値を記録した米ドル・円の外国為替レートは、アベノミクスによる量的緩和政策の影響などで円安が進み、13年5月9日には1㌦=100・61円まで下落した。
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