◆車載用の好調が成長後押し◆
韓国ディスプレー産業協会は報告書「ディスプレー輸出業績および輸出展望分析」を発刊し、有機EL(OLED)の需要が持続的に拡大していることが分かった。さらに、電装分野における有機EL利用も増えており、韓国の二大ディスプレー業者であるサムスンディスプレイとLGディスプレイにとって好材料となることが期待される。
報告書によると、各社のフラッグシップモデルのスマートフォンの販売好調などで昨年8月から今年1月まで6カ月連続で有機ELがプラスの輸出を記録した。
特に昨年は輸出比率が75・8%と過去最高を記録した。これは2022年の72・3%より3・5㌽増加した規模だ。韓国企業が2019年から有機EL中心へと事業構造を転換した結果だと協会は分析した。
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