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2009/07/17

<フォトニュース> アジア版「ピサの斜塔」

アジア版「ピサの斜塔」

 双竜建設がシンガポールの新興中心街、マリーナベイにある高級総合リゾートに建設中のマリーナベイ・サンズホテル(55階)の骨組み工事が完工した。

 このホテルは漢字の「入」を模した形の3つのタワーからなるが、東側の建物が最高52度の傾斜で西側の建物と地上23階でつながっている。イタリアのピサの斜塔(傾斜角5.5度)を10倍近く上回る角度で傾かせる高度の技術が必要なため、日本の清水建設など世界の有力建設会社が受注を諦めた。

 同社は難工事にもかかわらず、予定よりも早く完工し、発注元から数100億ウォンの報奨金を得た。工事額は6億7000万㌦。