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2009/07/24

<フォトニュース> 年産500万㌧の高炉完成

年産500万㌧の高炉完成

 ポスコが世界で初めて一つの高炉で年産500万㌧の溶鋼を生産する「単一高炉年産500万㌧時代」を切り開いた。ポスコが高炉を稼働して36年目の快挙だ。

 ポスコは21日、光陽製鉄所で溶鉱炉の容積が5500立方㍍に及ぶ「光陽第4高炉」の火入れ式を行った。今年3月、古くなった第4高炉を解体する作業に取り掛かり、新高炉として全面的に改修、再稼動に至った。ポスコは光陽第4高炉の容積を5500立方㍍に増やす改修作業をすべて自社技術で行った。

 光陽第4高炉は世界第5位の規模だが、容積当たりの溶鋼の生産量は世界最大。単位容積当たりの溶鋼生産量がライバル会社を圧倒するほど多いためだ。

 年間生産量500万㌧は、韓国自動車産業が1年間に消費する鉄鋼材の総量に相当する。