8日開幕した第14回釜山国際映画祭が大盛況で、16日までの9日間、釜山は「映画の海」といった感じだ。映画関係者は「3大映画祭に迫る勢いがある」と語った。年々盛大になり、注目度も増しているが、今年は歴代最多の70カ国・地域の355作品を招待。世界初公開のワールドプレミア作品も98本にのぼった。日本からはキムタク(木村拓哉)や「しんぼる」の松本人志監督、「ガマの油」の役所広司監督らが参加。
開幕式は、釜山・海雲台区の水営湾ヨット競技場野外ステージで行われた。海をバックにした最高のロケーションだ。俳優チャン・ミヒとキム・ユンソクの司会で行われ、国民俳優アン・ソンギ、ハリウッドスターのジョシュ・ハートネットら国内外スターらが出席。
組織委員長の許南植・釜山市長が開幕を宣言、開会式はテレビで生中継された。