ここから本文です

2009/11/06

<フォトニュース> 新型の高速鉄道車両を公開

新型の高速鉄道車両を公開

 コレイル(韓国鉄道公社)はこのほど、12月から運行を開始するKTX(韓国高速鉄道)の新型車両「KTX2」を公開した。現在運行中の車両はフランスのアルストム社のTGV車両を導入したものだが、新型車量は国内技術(国産化率87%)で製造された。

 先頭部分がヤマメ(サケ科)に似ている新型車両は、流線型車両で空気抵抗が少なく、鉄より軽いアルミニウム合金の素材を採用することで車体を軽量化した。また、回転式座席の採用により、乗客が座席を進行方向に向けて座れるようになった。座席の間隔も現車両の93㌢から98㌢と、5㌢以上広くなった。

 このほか、スナックバーや家族室、障害者用トイレなども設置された。最高時速は300㌔で従来と変わりない。