韓国が16強入りへ弾みをつけた。サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会初戦でギリシャを2-0で撃破。試合は前半7分、奇誠庸の左サイドからのFKを、Jリーグ鹿島に所属する李正秀が押し込んで先制ゴールを決めた。後半8分には、マンチェスターユナイテッドに所属し主将を務める朴智星が、ドリブルで2人をかわし2点目を追加した。ギリシャの猛反撃をキーパーのファインセーブなどで防いだ。
韓国は1954年スイス大会以来、7回連続8度目のW杯出場を果たしたが、韓国人監督による勝利は初めてとなる。日本も14日、カメルーンを1対0で破り、勝ち点3を獲得。北朝鮮は15日、優勝候補のブラジルと対戦し、1対2で敗れた。 (9面に関連記事)