第15回釜山国際映画祭が話題を呼んでいる。経済効果は700億ウォンに達するとみられ、アジア最大の映画祭に成長した。
開幕式は7日午後7時から釜山市海雲台区の水営湾ヨット競技場に設けられた野外ステージで行われ、5000人を超すファンが詰めかけ、黒山の人だかりとなった。柳仁村・文化観光部長官、許南植・釜山市長、安商守・ハンナラ党代表、与野党議員のほか、国内外の有名俳優や監督も出席し、華やかに花火が打ち上げられ盛り上がりをみせた。中国の張芸謀監督の「サンザシの恋」がオープニング作として上映された。世界67カ国・地域から招待された308作品が海雲台と南浦洞一帯の映画館5カ所で15日まで上映されている。
世界初公開のワールドプレミアム103作品、自国以外で初公開するインターナショナルプレミアム52作品で、いずれも過去最多を記録した。映画祭は、韓国映画にスポットを当てた「韓国映画の今日」や韓国映画回顧展」など多彩なプログラムが企画されている。