「ありがとう 私たちの娘!」。バンクーバー冬季五輪フィギュアスケートで世界最高の228.56点を記録し、金メダルに輝いた金妍兒選手の見事な演技は世界中を驚かせた。韓国はバンクーバー五輪で金6、銀6、銅2の計14個のメダルを獲得、金14個で総合1位となった開催国カナダ、ドイツ、米国、ノルウェーに続き総合5位の成績を収め、06年トリノ五輪(金6、銀3、銅2、総合7位)を更新する最高成績を記録した。
韓国は今大会、冬季五輪15の基本種目のうち、アイスホッケーとカーリング、ノルディック複合を除く12種目に46人の選手を送った。スピードスケート男子1万㍍、女子フィギュアスケートで初の金メダルを獲得するなど、金メダル獲得種目が多様化し、一気に冬季五輪大国に躍り出た。(7、8、9面に関連記事)