韓日文化交流の礎を築いた柳宗悦に学ぼう!「柳宗悦没後50年・韓国文化院新庁舎オープン1周年記念事業 柳宗悦 朝鮮とその藝術展」が、東京・四谷の韓国文化院で始まった。
日本による植民地時代、朝鮮時代の陶磁器、木漆工品、金工品などに美を見出した柳宗悦は、1910年代から30年代にかけて朝鮮美術品を多数収集し、その保護に尽力、ソウルに朝鮮民族美術館を開館した。柳は外国人として初めて、韓国政府から文化勲章を叙勲されている。同展では、柳宗悦が集めた工芸品約70点と自筆原稿、手紙、パネル展示などを通して、その全体像に迫っている。9日の開会式には高円宮妃久子殿下らが出席し、テープカットを行った。