労働部が5日、雇用労働部と改称した。1981年に労働庁から労働部に格上げされてから29年、名称を改めて再出発することになった。
政府果川庁舎で職員ら300余人が出席して発足式が開催された。あいさつに立った任太熙長官は、「全職員が思考の枠を広げ雇用労働行政の質を高めることで、国民に雇用の希望を提供したい」と語った。
同部はこの後、「雇用労働部に望む」をテーマに専門家討論会、就職などで悩みを抱える20代の若者たちとのコミュニケーションを目的とする講演・コンサートなどを開催。任長官は、サムスン電子、現代重工業、ポスコなど主要大企業の人事担当役員、経済5団体常勤副会長らと会い、青年雇用拡大策を求めた。
今回の改称を契機に、雇用労働部は今後、雇用問題に本格的に取り組むことになる。