ユネスコ(国連教育科学文化機関)は16日、ケニアの首都ナイロビで政府間委員会を開き、 韓国の「歌曲」「大木匠」「鷹狩り」を世界無形文化遺産に登録することを決めた。
歌曲は定型詩に曲を付け、管弦楽の伴奏に合せて歌う朝鮮時代の伝統音楽。大木匠は木を扱って韓屋を建てる伝統建築職人の中でも設計や施工、監理など全過程の責任を負う人をいう。鷹狩りは鷹を訓練し、キジやウサギなどを捕らえさせる狩りの方式。今回の会議では、韓国のほかUAE(アラブ首長国連邦)、ベルギー、フランス、モンゴルなど11カ国が同時申請した。
韓国の世界無形文化遺産はこれで、宗廟祭礼楽(歴代王をまつる宗廟で祭祀を執り行うときに公演する音楽や踊り)、パンソリ、宮廷仮面舞踊の処容舞などを含めて計11件となった。