大統領直属機関の国家建築政策委員会は、ソウル市内の光化門から崇礼門(旧南大門)までの約2㌔を「国家ブランド通り」にすることを決めた。この通りは、韓国歴史博物館の建設、太平路歩行路の整備、徳寿宮歴史の街作りなどを通じて、歴史と文化が蘇る空間に生まれ変わる。
すでに韓国歴史博物館は着工しており、太平路歩行路の整備、聖公教会聖堂前の文化マダン作り、世宗路公園の整備、徳寿宮歴史の街作りなどは年内に設計を発注し、2012年までに工事を終える予定だ。また、光化門広場の拡張や世宗大路の歩行路作りも推進する。
国家ブランド通り計画は、李明博大統領が08年8月の建国60年記念事業推進委員会で表明し、国家建築政策委員会が昨年3月に景福宮から漢江までの7㌔を、韓国の過去・現在・未来が調和をなす国家中心空間として整備する基本方針を決めた。今回の計画はその第1段階事業だ。