韓国最大規模のデザイン見本市「デザイン・コリア2011」がこのほど、知識経済部主催、韓国デザイン振興院主管でソウルのCOEX(総合展示場)で開かれた。今回が9回目で、未来デザインのトレンドを掲げて、国内外200社から約1000点展示された。
今回のテーマは、「スマートデザイン」。スマートフォン(高機能携帯電話)やテレビなど最新のIT(情報技術)のほか、家電機器、リビング、ファッション、自動車など多様なデザイン製品が展示された。未来型の1人乗り乗用車、韓紙を使った照明器具やデジタルX線機器なども話題を呼んだ。
韓国デザイン振興院は「消費者は外形を飾るデザインに関して、先端技術や卓越した機能だけでなく、人間の感性や環境も考慮した真のスマートデザインを求める時代となった。人間の生活を豊かにするようなスマートデザインを中心に展示した」と説明した。