高さ46㍍、重量1150㌧、直径14㍍の巨大なプラント(産業設備)装備が完成し、蔚山港からUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビ港に向けて1万1100㌔㍍の大長征に出た。
GS建設が建設した世界最大の大きさと重量を持つこのプラント装備RFCC(残油流動接触分解)装置は、10月初めにUAEのルワイス石油化学団地もあるルワイス重質油分解工場に移送される。RFCC装置とは、一般の製油工場で生産される低付加価値の重質油を高付加価値の燃料に変える高度化設備プラントで中核的な役割を担う。
GS建設は今回のプラント工事を09年に31億㌦で受注。2014年2月に完工の予定だ。