陸上競技の感動と興奮を世界中に伝えた2011世界陸上選手権大邱大会が4日、9日間の全日程を終えて閉幕した。金メダル12個を獲得した米国が総合優勝を飾り、陸上大国の面目を保った。韓国は10種目で10人のトップ10入りを目指す「10―10プロジェクト」を目標に掲げていたが、男子競歩20㌔で金賢燮が6位入賞、男子競歩50㌔で朴七成が7位に入ったのみに終わった。男子マラソンでも出場選手5人が全員20位内に入れなかった。陸上競技強化に向けた課題を残した。
閉会式には大会に参加した202カ国・地域の選手団代表や関係者、大邱市民らが参加して大会の成功を祝した。大会組織委員長を務めた金範鎰・大邱市長は「今大会の成功は、大邱の再躍進のきっかけになる。2年後のモスクワ大会も成功することを願う」と語った。(7面関連記事)