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2011/10/11

<フォトニュース> 釜山に「映画の殿堂」開館

釜山に「映画の殿堂」開館

 釜山国際映画祭を毎年開催し、アジアの映像文化産業の中心地を目指す釜山に、「映画の殿堂」と命名された大型劇場が開館し、話題を呼んでいる。先月29日の開館式には李明博・大統領、許南植・釜山市長、映画振興委員会、釜山国際映画祭組織委員会、釜山映像委員会の関係者ら約800人が出席した。

 「映画の殿堂」は、地上9階地下1階建てで、敷地面積は3万217平方㍍、建設費は約1678億ウォンを投じて着工。同施設には多目的ホール(841席)や2つの劇場を備えたシネマウンテン、約4000席の野外劇場、それに釜山国際映画祭組織委事務所やメディアセンターなども備えられた。これらを「ルーフ」と呼ぶ個性的な屋根が覆う。一つの柱が支える世界でも珍しいデザインで、ルーフは全長163㍍、幅61㍍、重さ1500㌧。同施設を利用する「釜山国際映画祭」は、6日に始まった。今年で16回目となる同映画祭は、14日まで9日間開かれ、韓国映画の新作を多数紹介するほか、アジアの隠れた傑作を特集。