ここから本文です

2011/12/09

<フォトニュース> 大震災に負けず「頑張れ日本!」

大震災に負けず「頑張れ日本!」

 日韓の小学生の絵画と作文を展示する「第32回日・韓児童作品交流展」(日韓女性親善協会主催、本紙後援)が、6日から10日まで東京の韓国文化院で開かれている。今回展示されているのは約430点。

 会場入り口にはヒムネライルボン!(がんばれ日本)のスローガンのもと、「日本ファイト」「韓国の気持ち」「私たちは友だち」といった題の絵画作品30点ほどが展示されている。東日本大震災の被災者を応援する韓国の小学生たちの絵と、同協会が画材を支援した被災地・福島県南相馬市の小学生の絵だ。

 7日に優秀作品の表彰式が行われ、森山眞弓・同協会会長、沈東燮・韓国文化院長、中山弘子・新宿区長、石崎洋子・新宿教育長が各賞を授与。出展校の校長らも出席した。

 観覧者の一人は「韓国の小学生の作品は、仮面や民族服など民族色が強く、色彩も鮮明だ。それに比べ日本は、どちらかというと色彩が淡い感じ。違いが出ていて興味深かった」と感想を述べた。金賞を受賞した韓国の小学生の作文は、水の大切さを訴えており、社会的視野の広がりを感じさせた。