世界3大モーターショーの皮切りとして、恒例の北米国際オートショー(デトロイト・モーターショー)が10日から始まった。世界の有力メーカーの中でひときわ注目を集めたのは現代自動車が出展したスポーツクーペ車「ベロスター」だった。現代自の展示スペースは、広大なコボセンター中央に1361平方㍍規模で設置されている。ベロスター発表には1000人を超す報道関係者がつめかけた。
初公開されたベロスターは、3ドア138万馬力、1・6㍑のガソリンエンジンを搭載している。何よりもその洗練されたデザインが目を引く。現代自関係者は、ブランドイメージを高めるため、デザイナーたちの実験精神を果敢に採用した」と説明した。現代自が発表したブランドスローガン「New Thinking」を具体化した車がこのベロスターだという。