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2011/03/18

<フォトニュース> 韓国証券市場も一時パニック

韓国証券市場も一時パニック

 東日本大震災の影響で韓国証券市場は15日、一時売りが殺到するパニックに陥った。

 この日、KOSPI(総合株価指数)は1966.2で始まり、上昇基調にあったが、午前11時ごろに福島第1原子力発電所4号機で爆発事故が起こり、東京でも放射線が検知されたとのニュースが伝わるや、証券市場の雰囲気は一変し、午後1時ごろにはKOSPIが1882.09まで下がった。

 結局、終値は1923.92(前日比2.40%下落)に持ち直したが、1日の変動幅は103.73に達し、2008年10月29日(157.98)以来最も大きかった。

 専門家たちは「市場が恐怖に襲われ、日本経済が一時的にも麻痺したとの不安感が増幅された。市場が最も恐れる不確実性が最高潮に達した」と指摘している。