アジア最大級の自動車見本市「上海モーターショー」が中国・上海で開幕した。今年は世界20カ国から過去最多となる約2000社が参加。米国を抜き世界最大となった中国の自動車市場攻略に向け、世界の自動車メーカーが新型車や環境技術をアピールした。
現代自動車は、中国初公開となる「アバンテ」の中国モデル「悦動」と高級セダン新型「グレンジャー」を発表した。雄壮で洗練されたデザインが際立つ新型「グレンジャー」は、中国の高級車市場攻略を目指し、上半期中の発売を予定している。
また、起亜自動車は、世界初公開となる小型セダン「K2」を発表。今年下半期中の中国発売を予定している「K2」は、独レッドドット・デザイン賞など世界のデザイン賞を受賞し、起亜自動車のデザイン哲学「直線の単純化」により強くダイナミックなスタイルを演出している。