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2011/07/29

<フォトニュース> 平澤・唐津(ピョンテク・タンジン)港を拡張

平澤・唐津(ピョンテク・タンジン)港を拡張

 西海岸の平澤・唐津港国際自動車埠頭で、同港の第2段階事業竣工式が行われた。事業開始から9年10カ月。総額2兆513億ウォンを投入した今回の第2段階事業完成で、同港の物量処理量は年間1億㌧を超える見通しだ。

 平澤・唐津港は、新たに20万㌧級鉄材埠頭、自動車埠頭など31のバースを新設、同港の接岸施設は53バースに増えた。また、背後団地とし143万平方㍍を造成。すでに物流企業12社が進出、雇用創出と地域経済への寄与も期待されている。

 国際貿易港として開港して25年になる平澤・唐津港は昨年、7600万㌧の物量を処理し、韓国第5位の港湾に浮上。自動車輸出量も蔚山港を抑えてトップに立った。

 同港は、港湾施設の大幅拡充で自動車を年間120万台、鉄鉱石1800万㌧、コンテナ124万TEU(1TEU=20フィート)を処理できるようになり、さらなる飛躍が期待できそうだ。