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2011/08/05

<フォトニュース> 韓国のポップアート登場

韓国のポップアート登場

 アートの祭典「アートフェア東京2011」が7月29日から31日までの3日間、東京国際フォーラムで開催された。

 例年は4月開催のイベントだが、今年は東日本大震災のため順延となっていた。

 2005年に始まり、今回で6回目のアートフェア東京は、日本12都市、海外10都市から133のギャラリーが出展。韓国からは、韓国のポップアート牽引する作家、李東起氏の作品「FLYING ATOMAUS」と「FLOWER GARDEN」が展示された。同氏の作品は、ミッキーマウスと鉄腕アトムを融合させた「アトマウス」というキャラクターを用い、純粋な童心を取り上げ、現実からの脱出を模索している。すぐ隣に時価1億円のアンディ・ウォーホールの作品が展示されていたが、李氏の作品も色彩感に富み、美術ファンの関心を引いていた。

 また、ソウルのONE AND J.ギャラリーは、紛争をテーマにした権敬煥氏のビデオアートなどを展示した。