韓国観光公社によると、上半期（１～６月）に韓国を訪れた外国人観光客が初めて５００万人を突破した。年間では１０００万人を突破、１１００万人に達すると予想している。

　上半期の外国人観光客数は前年同期比23・23％増の５３３万人。特に日本人観光客が急増し、30・２％増の１８１万人に達した。中国人も29・９％増の１１９万人で、両国が全体の約56％を占めた。20代の日本人女性の訪韓が急増しており、昨年には2008年に比べ倍増の50万人を超えた。また、今年の特徴として医療観光も増えており、年間で15万人に達する見込みだ。

　同公社は、新たな市場を開拓するため昨年のベトナム・ハノイとインドネシア・ジャカルタに続き、今年５月にはフィリピン・マニラに支社を開設してマーケティングを強化している。年内にトルコのイスタンブールと中国の成都にも支社を新設する予定だ。