23日に旧正月を迎える韓国が、連休モードに突入した。例年より早い今年の旧正月は、旧暦の１月１日となる23日前後の20～25日が連休というところが多い。

　恒例の民族大移動の舞台となる高速道路の渋滞は、帰省ラッシュが21日と22日の午前６時から午後８時、Ｕターンラッシュは23日正午から24日午前０時と警察庁は見込んでいる。また、国土海洋部によると、旧正月前後の20～25日に韓国の航空会社を利用して海外に出掛ける旅行客の数が昨年の旧正月連休（２月１～６日）に比べ17.0％増えた約24万人に達し、旧正月連休を利用して海外旅行に出掛ける韓国人の数が過去最高となるとの見通しを示した。

　一方、旧正月を控え、ソウル市内の京東市場が賑わいを見せ、市場の商人は「普段より４～５倍の買い物客が訪れている」と話した。また、買い物客の60代の女性は「普段は大型スーパーで買い物をするが、旧正月用品は市場で買っている。スーパーよりも新鮮なものも多く、何よりも野菜の値段が安い」と話した。