知識経済部とＫＯＴＲＡ（大韓貿易投資振興公社）が14日、京畿道高陽市のＫＩＮＴＥＸで開いた「ＦＴＡ（自由貿易協定）ビジネス・プラザ2012」が大盛況だった。商談件数は3600件・５億㌦以上にのぼった。

　このイベントは、韓国の中小企業とＦＴＡ締結国及び締結予定国のバイヤーを結びつける大規模なビジネス商談会。昨年までは「Ｂｕｙ・Ｋｏｒｅａ」と銘打って開催してきたが、今年はＦＴＡに焦点を合わせた。海外からチリ、シンガポール、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）、インド、ＥＵ（欧州連合）、米国などＦＴＡ締結国を中心に52カ国からバイヤー400社が参加し、韓国の中小企業1500社と熱い商談を繰り広げた。

　洪錫禹・知識経済部長官は「ＦＴＡでビジネス環境が良くなった韓国で事業パートナーを見つけてほしい」と訴えたが、韓国の中小企業は海外進出へ向けて大きな手応えを得たようだ。