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2012/06/22

<フォトニュース> 巨大干拓地・新万金(セマングム)で新港起工

巨大干拓地・新万金(セマングム)で新港起工

 韓国西海岸に造成された巨大な干拓地・新万金の物流拠点となる新港建設が始まった。2020年までに4バース(接岸施設)を建設し、その後10年間に16バースを追加する計画だ。この新港は特に、国内で初めて防潮堤と港湾施設間に幅700㍍の水路を設ける人工島形態で建設する。

 新万金防潮堤33センターで行われた起工式には金滉植・国務総理、金完柱・全羅北道知事をはじめ関係者500人が参加した。

 2020年までの第1段階工事の事業費は1兆548億ウォン。2~3万㌧級船舶4隻が同時接岸できるバースのほか、港湾敷地52万平方㍍を造成するとともに、防波堤3.1㌔も築造する。2021年からは1兆4934億ウォンを投じて、最終的には18バースを備えた国際港にする。

 新万金新港は、第1段階事業完工後、年間256万㌧の物流を処理し、最終的には1774万㌧を処理できるように設計されている。