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2012/07/06

<フォトニュース> 世宗特別自治市が発足

世宗特別自治市が発足

 韓国中部に17番目の広域特別自治体となる世宗特別自治市が発足した。

 世宗市民体育館で2日、「世宗市特別自治市出帆式」が行われ、金滉植・国務総理はじめ、兪漢植・初代世宗市長ら2000人が参加し世宗市のスタートを祝った。金総理は「世宗市が教育、文化、交通、福祉など全ての面で先を行く世界的な都市をめざす」と挨拶した。

 同市には9月から2014年にかけて国務総理室を皮切りに16官庁と20の所属機関が順次移転し、行政都市としての役割も果たす。だが、大統領府や、外交通商部、国会などはソウルに残り、首都機能の分散を懸念する声もある。金総理はこれについて」中央官庁の機能の分散による非効率を懸念する声が多いが、政府はうまく克服していく」と強調した。

 世宗市は現在10万人だが、最終的には100万都市に発展させ、国土均衡発展の大きな転機にする計画だ。