済州道の西帰浦市にアジア最大の水族館「アクアプラネット済州」がオープンした。アクアプラネット済州は、日の出の名所として知られる城山日出峰近くのソプチコジ(沙地岬)の9万3000平方㍍の敷地に地下2階地上2階で建てられ、海洋生態水族館、海洋公演場、海洋体験科学館が設けられている。
海洋生態水族館(1万6200平方㍍)には横23㍍、縦8.5㍍、1万800㌧の水を湛えた超大型のアクリル製水槽があり、これまでアジア最大だった沖縄の美ら海水族館を上回る。この水族館では、魚類の中でもっとも大きいジンベイザメ2頭をはじめ500種4万8000匹の魚類を見ることができる。
アクアプラネット済州は2009年10月に1226億ウォンを投じて着工。13日の開館式には禹瑾敏済州道知事はじめ道民ら1000人が参加し、「済州道の新たなランドマーク誕生」を祝った。関係者は、国内外から毎年120万人が訪れ、地域経済活性に貢献すると期待している。