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2012/10/12

<フォトニュース> 釜山港に新国際旅客ターミナル

釜山港に新国際旅客ターミナル

 釜山港に総面積9万2945平方㍍の大規模な新国際旅客ターミナルが建設される。事業費は2363億ウォンで、建物5棟を新築する。釜山港湾公社が26日に起工式を行い、2014年末に完工予定だ。

 新国際旅客ターミナルは、基礎工事の真っ只中にある釜山北港の第3埠頭と第4埠頭の間に建てられる。税関・出入国・検疫機関、船会社のオフィス、待合室、免税店、多目的カンファレンスホールなどで構成。また、貨物倉庫(2265平方㍍)、勤労者サービスエリア(725平方㍍)、ゲート(754平方㍍)なども建設する。

 新国際旅客ターミナルは、年間利用客278万人を見込んで設計されている。東北アジアの関門となり、釜山の新たなランドマークになると期待されている。

 現在の釜山港国際旅客ターミナルは1978年に年間利用客30万人基準で建てられた。だが、現在の年間利用客は120万人を超えており、新ターミナルの建設が急がれていた。