韓国のITを紹介する「K-テック@シリコンバレー2012」がこのほど、知識経済部と情報通信産業振興院などの主催で米シリコンバレーで開催された。
現代自動車やKTなど約90社の韓国企業、韓国政府機関と傘下機関、米カリフォルニア州政府やシンクタンクなどの関係者、ベンチャー投資家ら1000人が参加した。
会場では、KAIST(韓国科学技術院)が開発した二足歩行人型ロボット「HUBO」が紹介され、話題を呼んだ。身長1・2㍍、体重5㌔のHUBOは、最高速度20㌔で移動でき、完全自己制御で動作する改良が進められている。
韓国はIT融合に力を入れているが、自動車やエネルギー、ヘルスケアとIT分野の融合に関する成功事例の発表会には多くの人が集まった。また、ハードウエアとソフトウエア、モバイル、情報セキュリティー部門で韓国の中小企業37社が、米バイヤーと活発な商談を繰り広げた。
知識経済部関係者は「このような行事を定例化し、IT融合をリードする韓国のイメージアップを図り、海外進出を支援したい」と語った。