「2012年戦略物資貿易週間」が23日までソウルのCOEX(総合展示場)で開かれている。
今回の行事は戦略物資管理制度に対する国民の認識を高め、輸出基盤を構築するため開催。19日の開幕式には外交使節など300人が参加し、韓国製戦略物資モデルの説明を聞いた。
洪錫禹・知識経済部長官は今回の行事開催について「戦略物資の輸出統制が重要であり、貿易強国として平和と安保のために国際社会への貢献が必要だ」と強調した。
今回の行事で最も関心を集めたのは、無人航空機やK-2戦車など40余りの各種戦略物資が展示されている戦略物資品目展示会。
無人航空機の製作に成功した国は限られている。韓国では4年前に忠南大の電気工学科・無人航空機チームらが翼の全長2・9㍍、重量11・2㌔の無人航空機を製作、4時間半かけて450㌔を飛行したことがある。無人航空機の長距離飛行は国内初めてだった。