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2013/01/25

<フォトニュース> 韓国語能力試験100万人突破

韓国語能力試験100万人突破

 韓流ブームと韓国企業の躍進で、韓国語を学ぶ外国人が増える中、韓国語能力試験(TOPIK)の累計受験者数が100万人を超えた。

 韓国教育科学技術部と国立国際教育院によると、今月20日にソウル、釜山、済州など18カ所で実施された第29回TOPIKの受験者は1万8702人で、累計受験者数が101万5013人に達した。TOPIKがスタートした1997年の2692人から昨年には56倍の15万1166人に増えている。

 TOPIKは外国人と在外同胞を対象に国内外で年4回実施し、最上級は6級。この数年の志願者急増が目立つ。20日のTOPIK会場では「サムスンや現代自動車など韓国企業に就職しようとすれば、TOPIK5、6級の資格がなければ書類も通らない」という外国人受験者の反応があった。

 受験目的は留学、韓国語実力確認、就職の順で多く、「韓国で就職し、経験を積んだ後で母国に戻り、韓国専門家として活動したいと思っている」という留学生が多かった。コリアンドリームを掴もうというわけだ。