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2013/02/01

<フォトニュース> 携帯電話、昨年4億台突破

携帯電話、昨年4億台突破

 米調査会社IDCによると、サムスン電子の携帯電話世界販売台数が、昨年初の4億台突破となる4億700万台(前年比22・6%増)を記録した。

 世界シェア23・7%で首位に立ち、前年までトップだったフィンランドのノキアは3億3560万台に減少、首位から陥落した。次いで、米アップル、中国の中興通訊、LG電子の順。

 携帯電話の世界販売台数は前年比0・2%減の17億1260万台で、そのうちスマートフォン(高機能携帯電話)は31・8%の5億4520万台を占めた。サムスン電子のスマートフォン販売は前年の2倍以上の2億1580台に達し、アップル(1億3680万台)を大きく引き離した。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、1月27日付で、サムスン電子がアップルとの競争で成功を収めている秘密に触れ、「手ごろな価格を武器に競争し、液晶パネルや半導体など部品の独自生産が価格競争力を支えている。また、アップルが年1回新製品を発売するのに対し、サムスンはデザインやサイズ、特徴を変えた多様な製品を打ち出している」と報じた。