不況下でも韓国の食品メーカーの成長が目覚しく、売上高1兆ウォンを突破企業が昨年15社に達した。前年の12社から3社増えている。合併で規模を拡大したロッテグループの系列会社の躍進が目立った。
トップメーカーはCJ第一製糖で、前年比5・7%増の4兆6711億ウォンの売上高を記録。2位はロッテ七星飲料。28・9%増の2兆157億ウォンと躍進した。3位農心は1兆9589億ウォンと2兆ウォンにあと一歩に迫った。
昨年新たに売上高1兆ウォンを突破したのはハイト眞露、ロッテ三岡、毎日乳業の3社。焼酎大手・眞露との合併作業が一段落したハイト眞露は、売上高が2011年の9849億ウォンから昨年は1兆6745億ウォンに増加した。
ロッテ三岡は、パステル乳業やロッテフレッシュデリカの吸収合併で売上高が急増。毎日乳業はコーヒー市場への参入成功が大きかった。
このほかにオットゥギ、東西食品、パリクロワッサン、大象、アワーホーム、南陽乳業、大韓製糖、東源F&Bなどが1兆ウォン突破した。