韓国取引所によると、韓国の株式市場で外国人が保有する時価総額が初めて420兆ウォンを突破した。20日取引終了時で420兆401億ウォンに達し、2009年2月の159兆4838億ウォンの2・6倍になる。
外国人保有比率は、KOSPI(韓国総合株価指数)で35%、店頭市場のコスダックで9%を占める。外国人が保有する時価総額は、昨年末で410兆2821億ウォンに達していたが、今年に入り、400兆ウォンを下回った。しかし、今月に入る再び急増し始めた。
証券業界関係者は「外国人の時価総額増加は、KOSPI上昇の先行指標になる。過去最高を更新したことで、長期的にKOSPIは上昇する可能性が高い」と分析した。
なお、KOSPIはイタリアの総選挙の影響で一時下落したが、27日には2004.04で取引を終え、再び2000台に回復した。