韓国最大のIT(情報技術)展示会「ワールドITショー」が21日、ソウルのCOEX(総合展示場)で開幕した。今年のテーマは「スマートライフ、シンプルIT」。世界20カ国・地域から442社が1503のブースを出している。未来創造科学部と産業通商資源部の共催で24日まで開催される。
今回は、サムスン電子とLG電子が先端テレビで高画質を競い合っている。サムスン電子は85インチの超高解像度(UHD)テレビで展示ブースを飾っている。このテレビは120㍗の高性能スピーカーを内臓し、1台4000万ウォンと高価だが、月に200台程度売れている。
一方のLG電子はカーブドOLEDテレビをアピール。画面中央がへこむように曲がっているので、従来の薄型テレビと違い、視聴者の目から画面中心部と側面までの距離が同一で、画面の端が見にくくならない最新テレビだ。
この他にKTはSKテレコムなどが最新技術を紹介している。