世界53カ国・地域の青少年1027人が参加してドイツ・ライプチヒで開かれた「第42回技能五輪国際大会」で、韓国チームが総合優勝を果たした。同大会での優勝は18回目。
韓国チームは、46種目中、出場した37種目すべてで入賞。メダルも金12個、銀5個、銅6個と最高の成功を収めた。2位はスイス、3位は台湾。
優秀な成績をあげるのにマイスター高校の役割が大きかった。入賞者のうち9人がマイスター高出身だ。慶北機械工高を卒業したイ・ギュチョル選手(19)は情報技術分野で初の金メダルを獲得。忠北半導体高出身のチョ・ヨング選手(19)は時間内に完了するのが至難の業だったウェブデザインで金メダルを獲得。「いつかはフェースブックを凌駕するウェブサイトを開発したい」と語った。板金種目に出場したウォン・ヒョンウ選手(21)は、全職種で最高の成績をあげた選手に与えられる「アルバート・ビダル賞」を受賞。「韓国の名匠はもちろん、世界的な技術者として認められたい」と未来を見据えた。