光州市が2019年の世界水泳選手権大会の誘致に成功した。スペイン・バルセロナで開かれた国際水泳連盟(FINA)の総会で、執行委員(22人)が無投票で光州開催を決定した。
光州では2015年ユニバーシアード夏季大会も開催される。水泳選手権の会場は、ユニバーシアードに備えて建設中の水泳場が活用される予定だ。
世界水泳選手権は、1973年に旧ユーゴスラビアで第1回大会が開かれた水泳界最高位の大会だ。11年の上海大会には過去最高の177カ国・2220人が参加した。第18回目の光州大会では2兆4000億ウォンの経済効果が見込まれており、光州市民は祝祭雰囲気に包まれた。
だが、誘致過程で政府の財政保証書類を偽造した疑惑が持ち上がり、文化体育観光部は大会への財政支援を行わない方針を明らかにした。光州市はFINAに最終提出した招致計画書では偽造した書類を破棄し、政府の同意を得た書類を提出した。