トルコ最大都市イスタンブールの市内各地で1日から23日間、韓国の優れた文化を紹介する「イスタンブール―慶州世界文化エキスポ」と銘打った多彩なイベントが行われている。
開幕式は、世界文化遺産「アヤソフィア」前特設ステージで行われ、鄭烘原・国務総理、トルコのエルドアン首相ほか、観光客ら3000人が参加した。金寛容・慶尚北道知事は「韓国とトルコの交流に足跡を残す歴史的なエキスポになるだろう」と述べた。
同エキスポのテーマは「道、出会い、そして同行」。慶州市とイスタンブール市の共催で、ユネスコや国連世界観光機関など19機関が後援し、欧米など40カ国が参加する世界的な文化の祭典だ。
古代シルクロードの東西最後の拠点都市である慶州とイスタンブールは、歴史的にも深い縁がある。トルコ人(テュルク系民族)の先祖である突厥民族は、韓国の古代国家である高句麗と同盟を結んで中央アジアで活躍した。