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2013/10/04

<フォトニュース> 仁川空港第2ターミナル起工

仁川空港第2ターミナル起工

 仁川国際空港公社は、4兆9303億ウォンを投じて仁川国際空港の第2旅客ターミナル建設に着手した。平昌冬季五輪前の2017年完工をめざす。完工すれば、年間旅客処理能力は、4400万人から6200万人に増強される。貨物処理能力も450万㌧から580万㌧に伸び、仁川国際空港の競争力は、旅客で9位、国際貨物は2位に上昇する。

 起工式には鄭烘原・国務総理はじめ関係者1000人が出席。鄭総理は「仁川国際航空は東北アジア、ひいては世界のハブ空港として、韓国経済活性化に大きく貢献するだろう」と語った。

 第2ターミナルの建設は、毎年増えつつある旅客需要に備えたもの。01年3月の開港後、年平均旅客が7%以上増え、処理能力が限界に近づいていた。計画によると、第2旅客ターミナルは地下2階、地上5階建て(面積38万4000平方㍍)の規模で、第1旅客ターミナル(面積49万6000平方㍍)に比べやや小さいが、旅客需要にあわせ拡張ができるように設計されている。