韓国が世界で初めて3D(立体)テレビ時代を迎えた。今月10日からSBS放送局が地上波で3D放送をスタートし、3Dテレビ所有者は視聴できるようになった。
今回の3D放送は、韓国で開発された技術で実施が可能になった。この技術は今年1月に国際標準に指定され、2010年から開始された実験放送などを経て技術的な完成度を検証済みだ。
SBSのニューメディア開発チーム関係者は「放送開始直後からSNS(ソーシャルネットワークシステム)の反応をみているが、好意的な評価が相次いでいる」と語った。
SBSは「世界初の地上波3D放送」を記念する特集番組を放送。K-POPアイドルのコンサート、ドラマなどの番組を週または月に1回3D放送で製作・編成する予定だ。
本放送と再放送を合わせ年間30作品以上の放送を予定しており、「視聴者の意見やクライアントの反応、海外コンテンツ市場の反応なども調査し、新たなジャンルの3D放送も検討したい」としている。